大原三千院(京都市)

デューク・エイセスの歌った「女ひとり」で有名な京都大原の三千院にはじめて行きました。
コーヒー一杯で駐車料金無料(無制限)と書かれた喫茶店に車を駐車、三千院は700円の拝観料を払いお堂に入るや、いきなり広い土産物コーナーがあってたくさんの土産物が販売されていて興ざめしました。それだけでありません。お堂の中にもお庭にもいたるところでお抹茶コーナー(500円)があって、休憩所の入り口では「どうぞお茶を飲んで休んでいってください」と呼びかけられ中に入るや、一滴の抹茶にお湯をかけただけの湯のみを差し出し売り子のおばはんが、「一つお土産にいかがですか。おいしいでしょう」しきりに声をかけておられ、何のことはないスーパーの試飲にたいへんよく似ていました。商売熱心もほどほどにせえって言いたい。因みに「三千院 商売熱心」で検索したら、誰かが同じような感想を書いておられました。冷え切った心になって廊下を素足で歩き、雪に覆われた庭や凍てついた池を散策・・・恋に疲れた女性に出会えるかなと淡い思いを抱いてきました三千院では心も身体も冷え切って体力低下、とうとう風邪を引いてしまいました。

京都 大原 三千院
恋に疲れた女がひとり
結城に塩瀬の素描の帯が
池の水面にゆれていた
京都 大原 三千院
恋に疲れた女がひとり