阪南高校の同窓会報

高校の同窓会年報が届き開いてみると 高校の時の担任だった藤田耕平先生の寄稿文と先生の当時の顔写真が掲載されていた。数十年という歳月が流れこの長い間お会いするようなこともなかったから、この寄稿文上で先生と再会いたしました。先生は26歳のとき、母校に赴任されてきてそれから34年間教鞭をとられ定年で退職されたとのこと。今はおそらく75歳くらいでしょうか。母校は設立5年目の新設高校でもあったので校長はじめとし、どの先生もとても意気込んでおられ、とりわけ藤田先生と英語の鈴木先生は、若くて情熱のある先生でした。先生の厳しい指導と惹き付けるような授業,折り目正しい人柄が思いだされます、先生に対する尊敬の思いは今でも変わりません。光陰矢のごとし。鈴木正敏先生(左)藤田耕平先生(右)

 

●卒業アルバムには初恋の女性の写真もありました。わたしが一浪し大学に入学、横浜の下宿に住み始めたころ、憧れていた彼女に勇気をだして文通を申し込んだところ、彼女から返事が届き,半年くらい文通をしていて、確かNTTに勤務しながら大阪外大に行っていたと思う。わたしが夏に帰阪した際に会う約束でしたが、なぜか会うことをためらってしまいました。学校で一番の美人でした。その夏に会っていたら人生も違っていたかもしれない。YKさん、今はどこでどうされているのだろうか。幸せなんだろうか。彼女が送ってくれた写真は当時の清楚なイメージのまま、わたしのアルバムに保存されています。歳月流るる如し