果無集落(奈良県十津川村)

十津川村の特大ポスターに掲載されている果無集落のおばあちゃんに会ってきました。  

果無(はてなし)山系に位置する果無集落は、熊野三山へと通じる表詣道・熊野古道小辺路(こへち)の難所、果無峠への登り口に位置します。果無集落の入口には世界遺産の石碑が建っていて、石畳の道を行くのですが、その石畳を行くと見えてきたのは家の縁側、世界遺産が敷地内にあって生活の一部になっていました。岩本さん宅の縁側と離れとの間にある石畳の前には、湧き水が引いてあり、世界遺産を行く人は天然のおいしい水で喉を潤し、岩本さん宅の縁側でしばしの休息をとるそうです。

 

 そんな岩本のおばあちゃんの姿を見ましたので、縁側に座ってしばしお話をし記念写真を撮らせていただきました。大正13年生まれで90歳だとか。岩本さんは田舎のおばあちゃんという言葉がぴったりのあたたかい方で、本当に癒されました。 帰路十津川村観光協会に電話をして「十津川村のポスターあればわけていただけませんか」「ありますよ。果無のおばあちゃんのですか」「はいそれがほしいです」 十津川村の観光ポスターに掲載されていて知る人ぞ知る有名なおばあちゃんです。