8月は氷ノ山.鉢伏山(兵庫県養父市)

台風10号が上陸前の8月13日14日に兵庫県最高峰の氷ノ山1510mと鉢伏山1221mを目指す。神戸から3時間北六甲有料道路-中国自動車道ー舞鶴若狭道ー北近畿豊岡自動車道で養父市の氷ノ山山麓にある民宿に到着。宿から最短ルートの大段ヶ原登山口までの道を車のナビとスマホのGPSと見比べ走行したがどうしても辿り着けない。その日の氷ノ山登山は断念し鉢伏山を登頂。ハチ高原にはロッジや貸スキー場がたくさんあったが夏場なのでレストランが営業してなくて昼飯を食い損なう。携行食のビスケットで約50分かけて登頂。炎天下で水筒も空になりバテました。

 

その日の夕食は但馬牛のすき焼き。宿のおかみさんに大段ケ原登山口までの道を教えてもらい、翌朝標高1100mの登山口に到着することができました。別ルートもいくつかあったが、いずれも登り3時間高低差500m以上でさすがにこの暑さではビビります。幸い台風の影響で天気は曇り、約2時間弱で緩やかな登りのブナ林や千年杉の湿地帯を抜け登頂。山頂には一等三角点、避難小屋があり、強風が吹き一面ガスがかかり眺めは望めなかったが気温は22℃冷涼な空気が心地よい。下山は1時間10分。

 

帰路自宅までナビを設定すると行きと違うルートが表示される。氷ノ山は兵庫県といっても鳥取県との県境にあり、但馬アルペンルート→山崎インター→福崎インター→播但道→姫路。この但馬アルペンルートは乗用車は走行困難なひどい悪路でした。未舗装のつづら折りの道。深い山中にあって倒木や落石を避け、国道に出るまでおよそ1時間もかかり最悪でした。何度も車底に枯れ枝を巻き込んだり石を擦ったり凸凹道を走行しかなり車が傷んだと思う。

 

車のナビは一般道路、有料道路、距離優先しか表示しないし、経路を追加したり、ましてや車線数や道路幅、悪路を教えてくれる機能などありません。悪路といえばGWに高知に行ったとき国道439号線(3大酷道で有名)、徳島高速道(1車線しかなく夜間や雨天時の走行はつらい)には往生しました。

 

悪路を1時間も走らされたが対向車は1台もなかった。前方の車道にまさかの熊が出没。車で近づくと斜面を降りて行き姿を消しました。熊は動物園やクマ牧場で見ることはありますが、大自然の中で遭遇したのは初めて。

 

ようやく国道(若桜街道)に出たがレストランを探したがまったくなく、流しソーメンの店が1軒、想定外の悪路で遅くなった昼食をとり帰途につきました。初めての山は何もわからないので、ナビを頼りに現地まで行き駐車場を確保したり最短ルートや登山口を探したり、時には見つからなかったり、歩き始めてからはGPSを頼りに現在地を確認したり、標識がなく道に迷って右往左往することがあります。時間をロスし心の余裕がもてません。ともあれ目的の山が登頂できてよかった。

 

この画像は借り物です

熊はこれくらいの大きさでした

道はこんなキレイな道じゃなくデコボコガタガタ道でした