富田林から河内長野へ

コロナ渦中の昨年8月に30年間住んできた自宅を売りに出しましたところ、11月に買い手がついて売却いたしました。家の売買は4度目で今回が最後になると思います。当初売買のタイミングを合わせるのが難しい上、相場より高い価格で売りに出したのであまり期待していませんでした。旧宅を売った資金で新宅を買う必要もあり、仮に売れても短期間で新宅が見つかる保証もありません。また希望する価格で売買できなければならないし。

自宅が売れてから新たにどこに住んで、どれくらいの価格のものにするかとあれこれ迷いました。というのも売買によって現金をたくさん残すためにはできるだけ安い物件に住み替える必要があったからです。現在の住まいより立地や利便性が悪くなるだけでなく、敷地面積が狭くなり築年数や内装設備など、諸条件が悪くなることを覚悟していました。

しかし幸運にもベストな物件に出合い新宅を購入することができました。現在地より10キロ離れた河内長野市内のニュータウンの一つです。敷地面積はこれまでとまったく同じで、築年数も同じくらいで内装や設備(床天井壁建具水回り)を全面的にリニューアルする予定の物件でした。住まいとしての快適さは一新されます。しかも山に近くなったので眺望もいい。距離にしてわずか10キロ地方移住することで地価が大きく違うのでそれを利用することに成功したと思います。

30年ぶりの引っ越し作業12月には不用ゴミを600㎏処分、来月には植木の移植やエアコン、照明の更新など半端じゃない作業があり、老体に堪えます。