ブログの思い出1

2004年9月から始めたホームページやブログその頃はブログで偶然知り合ったいろんな人との交流を楽しんでいました。今ではもっと進化した拡散的なFACEBOOKなどのSNSがあるが当時はお互いのブログにコメントを書き込むことで住んでいるところや年齢や職業もはっきりわからないまま、スグに友達になれることがとても新鮮でした。お互いにリンクを貼っていたが何年経っても交流がなくなっても決して削除したりはしない。そのような交流を2006年まで3年間やっていました。今ではそのような出会いを求めることもないが当時のコメントを読んでみるとみんな懐かしく温かいふれあいが思い出される。あれから8年経つがみんなどうしてるだろう? 北海道の失業中だった多才なチャーリーくん、自らの数奇な人生を赤裸々に語っていた横浜のエリマさん、岡山にログハウスを立てて移住した田舎人さん、長崎在住で二科展などで受賞していたアマチュアカメラマンのmasunagaさん、そして大阪のたきがわくん、彼は自宅までやってきてショパンなどのピアノ演奏を流れるように披露してくれました。

 

ある時、安曇野のジャンセン美術館の女性スタッフからわたしのホームページの写真「鶴の恩返し」に感動したというコメントが入り、彼女は美術館のブログにわたしの写真を掲載して紹介してくれました。その後その写真は二科展に入選、そのことを伝えると彼女はとても喜んでくれお祝いを述べてくれた。それだけのやりとりでしたがやはり美術館のスタッフだけあって審美感があるんだなわかってくれる人もいるんだなと感心しました。みんな今となっては懐かしい思い出ばかりです。

2006.12.03 鶴の恩返し
今年の2~4月のこと。当館のサイトURL変更から始まり他サイト3本の準備など一気に追われていたのですが、同時に検索エンジン対策も行っていました。そして見つけたのがImgrimomgri さん。過去ご来館くださったImgrimomgri さんがご自身のサイト内で当館をご紹介くださっていてそこを拝見していたのですが、その写真の世界にいつの間にか惹きこまれうっとり‥。そんなわけで気になった作品のところにこそこそコメントを入れさせていただいたのですが、先日館の方のスタッフブログを開きましたら『あの作品があれから二科展に入賞しました』とのコメントが!そして更に!再度サイトを拝見していたら先日の池田町立美術館さんで観せていただいた写真展の入賞作品の中にもImgrimomgri さんの作品‥なんと言う偶然でしょうか。見ず知らずの他人の記憶に残るものを生み出すことはなかなか難しいと、私は常々思います。誰にでも出来ることではありませんね。とっても嬉しかったので、掲載許可を頂戴し載せました。感動をありがとうございました。[安曇野ジャンセン美術館のスタッフブログより]