弘前のF君が市議に立候補

大学時代からの友人のF君が市議に立候補。そして落選。幸い供託金の没収はなく選挙経費も10万円にも満たなかったとか。F君は東京大学卒業で大学の教授、停年を経て現在は名誉教授の肩書。何年か会わないでいたのでどうしているかなと彼のホームページを覗いたら、なんと弘前市の市会議員に立候補していました。自由な政治活動を妨げるからという理由で、大学や企業、団体からの支持母体を持たないで立候補、しかもどぶ板活動もやっていないでポスターと選挙カーからの声掛けのみ。彼のホームページやブログには彼の専門のスポーツ振興策や主張、立候補の理由が書かれていましたが、ブログやフェイスブックに投稿した記事に対する いいね!やコメントが少な過ぎる。おそらく準備期間も少なくて周知活動もぜんぜんできていないようです。


他の候補者の職業を見ると半数以上が農業。高学歴でキャリアを持つ彼がどれだけ票を獲得できるか少し期待しましたが。半面支持母体やお友達がない状態で無謀ではありました。わたしは、ネット活動は実際の投票行動につながらないから注意するように助言しました。彼が頼みにしていたネット基盤がまったくぜい弱だったので。長年の友人が現実感覚や現実行動に乏しいのを知って、わたしは遠くから溜息をつくしかありませんでした。支持母体を踏み台にして金もつぎ込んで、見境のないどぶ板活動して 人脈を広げ支持者を増やして大衆に迎合する広範な政策をアピールして とにかく当選して そこから自身の信条や政策を徐々に修正していけばいいのにと思うんだけどね。ブラックな中小企業がなりふりかまわないで成長をはかり、しかる後は上場を目指しコンプライアンスに留意、外形上はまともな企業に見せかけるかのように